「ハンドメイドって手作りって意味だよね?」
「ハンドクラフトも手作りじゃないの??」
「DIYも手作りだよね???」
「ホームメイドとか工芸品も手作りじゃないの?????」
【手作り】を意味する言葉って意外とたくさんあって、ちゃんと意味を説明できる人って少ないのではないでしょうか。
ここでは、ハンドメイドやハンドクラフト、DIYやホームメイドなど、それぞれどういう特徴があるのかなどをわかりやすく解説していきます。
そして、ハンドメイドを活かしてどんな仕事ができるのか、作品を販売できる場所や販売する時に知っておきたいことはあるのか、そもそも何で学べばいいのかなども合わせて紹介。
是非読んでみてくださいね。
ハンドメイドの意味と特徴
ハンドメイドとは、最初から最後まで、ひとつひとつを人の手で作ったものを指します。
人の手で作られたものですが、機械類を一切使わないという意味ではありません。
手作り、お手製のという意味で使われます。
趣味でハンドメイドをされる方も多いので、手作りという意味では一番よく使う言葉ではないでしょうか。
特徴:
- ひとつひとつ手作り
- オリジナル
- 機械で大量生産ではない
- 大量生産ではないなら機械の利用も可
- キットの利用はしない
例:
- 手編みのマフラーや帽子
- ビーズやレジンなどで作ったアクセサリー
- 布で作ったバッグやポーチ類
- 自分でデザインしたキャラクターで作ったもの
- プラ版のキーホルダーやチャームなど
ハンドメイドの判断基準としては、実用目的のもの。
使う人あってのものということです。
ハンドクラフトの意味と特徴
ハンドクラフトも手作りですが、主にノコギリやドリルなどの工具を使って作られたものという特徴があります。
工具を使用することもあって、誰でもできる手作りというよりも、ある程度の技術も必要な手作りです。
特徴:
- ノコギリやドリルなどの工具を使用
- 専用の機械や道具を使用
- 工具を使いこなす技術が必要
例:
- レザー製品
- 陶芸品
- 美術工芸品
- 民芸品
- 工芸品
クラフト紙という紙もあり、ペーパークラフトというものもあります。
DIYの意味と特徴ー日曜大工との違いは?
DIYとは、Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の頭文字をとったもので、自分自身ですることを言います。
壁紙や床材を貼り替えたり、家具を作ったり、プロがするようなことを自分でするということです。
特徴:
- 本来はプロや専門業者にお願いすることを自分自身でする
例:
- 壁紙の貼り替え
- 床材の修繕
- 椅子やソファーカバーの貼り替え
- 棚などの家具を作る
- パソコンを作る
DIYというと、日曜大工?と思うかも知れませんが、またちょっと意味が違います。
日曜大工は、そのまま「日曜日にする大工(=木工)作業」。
週末などの休日や余暇に、趣味で木工作業をすること。
DIYは、木材も扱いますが、それ以外も含めた手作りということになります。
手細工やクラフト工芸品、民芸品などの意味と特徴は
ハンドメイド、ハンドクラフト、DIY以外にも「手作り」を表す言葉がたくさんありますよね。
手細工やハンディクラフト、ホームメイド、工芸品などなど。
手作りに関することを検索したら色々な言葉が出てきます。
中には手作り?というものも。
ここでは、よく見かける「手作り」に関する言葉を説明していきます。
手細工とは:
手先を使ってする細工。
手先で細かいものを作ること、作ったもの。
ハンディクラフトとは:
人の手で、主に布や糸、針を使って作られるもの。
部屋を飾るためのものや、服や服飾雑貨などに使われることが多い言葉です。
ホームメイドとは:
自家製、手作り。
手作りは手作りでも家庭で作られたものを言います。
食べ物に使用されることが多いのではないでしょうか。
似た言葉でハウスメイドがありますが、これは住み込みの家政婦さんのこと。
今で言うハウスキーパーです。
アート系作品とは:
個性や表現重視の作品。
自分が伝えたいことを伝えるための、様々な素材を使って作られた立体的な作品のこと。
クラフト工芸とは:
主に、家具や食器、玩具を対象に使われる言葉。
技術や技能を駆使して、手作業で作るもの。
機械が使われていても、手作りならではの温かさがあるもので、複数生産も可能。
同じ工芸品でも、美術工芸品とは違うものです。
美術工芸とは:
建造物,絵画,彫刻,工芸品,書跡,典籍,古文書,考古資料,歴史資料などの有形の文化的所産で,我が国にとって歴史上,芸術上,学術上価値の高いものを総称して有形文化財と呼んでいます。このうち,建造物以外のものを総称して「美術工芸品」と呼んでいます。
文化庁
骨董品など、コレクションする人もいます。
美術品と似ていますが、大きな違いは、工芸品=実用性(日常生活上使うもの)、美術品=観賞用(見て楽しむもの)というところです。
工芸品とは:
技術や材料にこだわって作られた、日常生活をしていく上で使われるもの、道具類。
民芸品とは:
民芸品とは、民衆的工芸品の略。
職人さんが作った、生活をしていく中で必要な日用品や雑貨を言います。
工芸品と特に違いはない。
伝統工芸品とは:
経済産業省が定めた、約200種類の工芸品。
作っている人がとても少なく、貴重なものを指します。
古くから受け継がれてきた技術や技法、材料などを使用。
工芸品と民芸品にさほど違いはないですが、伝統工芸品となると格が上がり、
価値も高くなります。
「手作り」と一言で言っても、作り方や材料などで言い方が変わるのは不思議です。
それでも、どんな手法でも材料でも、基本的に人が使うことを想定しているものだということがわかります。
ハンドメイドと間違えやすいもの
ハンドメイドと間違えられやすいものに、既製品をリメイクすることやキットを使用して作ったものがあります。
「人の手で作られたもの」という点では同じなので、個人で楽しむ分には特に気にする必要はありません。
主に、作成したものを販売する時に問題になってくることですが、それぞれ、なぜハンドメイドと言えないのかを説明します。
・既製品のリメイク
既製品を使用している時点で、ハンドメイドとは言えません。
ハンドメイドは、最初から最後まで人の手で作られたオリジナルのものです。
じゃあ、ビーズもひとつひとつ作らないとハンドメイドとは言えないのでは?ということになりますよね。
例えば、白いTシャツにオリジナルのイラストをプリントしたもの。
加工用のTシャツであればハンドメイド、どこかのブランドやメーカーのTシャツであればリメイクというように、完成されたものとして販売されているのか、そこから加工することを目的としているかで変わってきます。
リメイク作品をハンドメイド作品として販売しようと思っているなら、使用している素材が商用利用可能かどうかを確認しましょう。
・キットを使用したもの
キットは、自分のオリジナルではないので、正確にはハンドメイドとは言えません。
デザインも作成方法も、販売元に著作権があります。
個人で作って楽しむ分には問題はありませんが、オリジナルのハンドメイド作品と言ってしまうには問題ありです。
リメイク作品と同じように、もし、キットをもとに作った作品を販売したいのなら、販売元の許可が必要になります。
ハンドメイドの価値とは
ハンドメイド作品は、人の手でひとつひとつ丁寧に作られたもの。
そこには、自分だけが持っている、完全オリジナルのものという価値があります。
ハンドメイドならではの価値です。
・2つとして同じものがない
全く同じデザインでも、全く同じ表情に仕上がらないのがハンドメイドの良さです。
同じデザインで複数作成されていても、ひとつひとつが人の手で作られたものなので、2つとして同じものは存在しません。
・デザインから作成まで全てオリジナル
ひとつひとつが手作りなのは当然ですが、そのデザインも全てオリジナルなのがハンドメイドの価値です。
作家さんの中には、デザインはそのままで、色や素材を変えて作るセミオーダーや、完全オーダーメイドを受けてくださる方もいます。
そうなると、もうそれは本当に世界にたったひとつだけのものですね。
ハンドメイドに資格は必要?
自宅で学べるハンドメイドの資格はたくさんありますが、基本的に、ハンドメイドに資格は必要ありません。
本や動画で独学で学ぶ人もいれば、教室に通う人も通信教育で学ぶ人もいます。
個人的な見解としては、個人で作品を販売したりする分には全く必要はありません。
資格なんかよりも、作品自体を見ていただくからです。
ただ、教室を運営する、手芸店やカルチャースクールで働くとなると、センスよりも技術が必要になることもあります。
「こういう資格持ってます」というのは、お客様側、雇う側からしたら参考資料のひとつとして、あると有利かもしれません。
ハンドメイド関係の仕事にはどんなものがある?
ハンドメイド関係の仕事をしたい!でも、どんな仕事があるの?という方に、ハンドメイド関連の仕事にはどんなものがあるのかを解説します。
作家としての製作販売
ハンドメイドといえば、自身が作家として製作販売をするというのは一番想像しやすいのではないでしょうか。
作家としての活動をしたいから、ハンドメイドをするようになったという方もいらっしゃいます。
ジャンル例:
- アクセサリー
- 服、服飾雑貨
- バッグ、ポーチ
- ニット作品、レース編み小物
- ウェディング関連グッズ
- レザー小物
- ベビー、キッズ用品
- 家具やファブリック
- 食器や陶器類
- ぬいぐるみや人形
- 消しゴムはんこ
- キャンドル
- リース
などなど。
ジャンルに決まりはありません。
イラスト、デザイン、写真素材の製作販売
イラストやデザイン、写真素材の製作販売もひとつの選択肢になります。
例:
- LINEスタンプ販売
- デザイナー
- Tシャツや小物のデザインから販売
- 写真素材の販売
- 名刺、ポストカードなどのデザインから販売
「ひとつひとつ人の手で作られたもの」というハンドメイドにの定義からはちょっと外れるかもしれませんが、大きく分けるとデザインもハンドメイドのひとつです。
手芸店や雑貨店で働く
ハンドメイド全般が好きな方におすすめなのは手芸店。
雑貨店は、ハンドメイドに使える素材を取り扱っているお店がおすすめです。
基本的には、お店での接客販売が仕事ですが、手芸店や雑貨店ならではの作業もあります。
作業例:
- 生地やリボン、テープの量り売り
- ワークショップの講師
- サンプル作成
手芸店では、ワークショップを開いてくれる作家さんを募集していたりもします。
手芸店で働くメリットは、何と言っても様々なジャンルの素材に触れられること。
その分難しくもあると思いますが、常に好きなものに囲まれた職場は楽しいですよ。
カルチャースクール
自分で作るのも好きだけど、誰かと一緒に作りたい、教えて欲しいという人に教えたいという方には、カルチャースクールがおすすめです。
場所を借りるのに審査や面接があるなど、カルチャーセンターによって必要な手続きは変わります。
まず、必要書類を送ったり、WEBサイトの応募フォームを送って、担当者からの連絡を待つというパターンが多いと思います。
興味のある方は、近くのカルチャーセンターを調べてみてください。
手芸教室(自宅)
ハンドメイド講師は、カルチャーセンターだけでなく自宅でもできます。
自宅に人を招くのが好きな方や、少人数でゆるくやりたい方におすすめです。
カルチャーセンターを通さないので、全て自分のやりたいようにできます。
ハンドメイド作品を販売するには
ハンドメイド作品を販売するには、著作権の基本のように知っておかないと困ることから、販売する場所や税金、確定申告まで、知っておきたいことがたくさんあります。
最低限知っておきたいことに絞って、できるだけ簡単に説明していきます。
販売するなら知ってないと困る著作権の基本
ハンドメイドは、自分が使って楽しむ、プレゼントするだけなら、特に著作権の心配は必要ありません。
気にしないといけないのは、ハンドメイド作品を【販売して利益を得る】時。
著作権というのは、知的財産のひとつで、著作権法という法律で守られています。
著作権とは:
自分が考えて作ったものは自分の財産になる。
その財産は、他の人が無断で勝手に利用してはいけない。
自分の財産を盗まれないように守る権利のこと。
著作権と一言で言っても、何を禁止しているのかは企業によって違います。
何であっても全てダメ、フリマ程度ならOKなど。
もし、著作権の違反をしてしまうと、アカウント停止になったり、企業や作家さまから訴えられることもあり得ます。
売れるとわかっているものなら使用したいところですが、少しの売上を伸ばすためにしては、背負うリスクが大きすぎます。
その中でもやってしまいがちな例をいくつかあげます。
ハンドメイド本に載ってる作品の販売
ハンドメイドの本や雑誌に載っているレシピで作ったり、見様見真似で作ったりしたものは販売してはいけません。
本や雑誌にはだいたい、「無断での製作、販売は著作権違反で禁じられています」とどこかに記載があるはずです。
色違い、少しアレンジをした、素材を少し変えた、というのもダメ。
作家さまオリジナル作品を真似して販売
人のオリジナルを真似して販売、これは著作権どうこう以前に人としてやってはいけません。
一般的には、例外はありますが、ハンドメイド作品の商品には著作権が適応されないことが多いです。
それは、ひとつひとつ手作りであるため、作る人の作り方や工夫などによって、全く同じにはならないから。
でも、ハンドメイドは、「デザインから制作までひとつひとつ手作り」であることは忘れてはいけません。
どうしてもという場合は、ご本人の許可をいただきましょう。
キャラクターやブランドロゴなどを使った作品の販売
キャラクターやブランドロゴそのものを使用したり、真似て作ったりした作品は販売してはいけません。
例:
- ディズニーやポケモンなどのキャラクターの模倣
- キャラクターがプリントされた生地や素材
- シャネルやルイ・ヴィトンなどのブランドロゴの模倣
- ブランドロゴそのものの使用
逆に、自分のオリジナルのロゴを作って商標登録すれば、自分のブランドを守ることができますよ。
商用利用が許可されていない素材を使用した作品の販売
「個人で使用してください、商用利用はダメですよ」という素材は、販売目的では使用してはいけません。
主に写真やイラスト素材になりますが、「フリー素材」と書いてあっても、利用規約に「商用利用不可」と記載されている場合もあります。
フリー=何でも勝手に自由に使っていいというわけではないので、注意が必要です。
キットやレシピで作った作品の販売
作家さんオリジナルのキットやレシピで作成した作品を販売するのもダメです。
よく見ると、だいたいのものに、「無断での製作、販売は著作権違反で禁じられています」という記載があります。
逆に、商用利用してもいいものは、「商用利用可」と記載されているので、注意書きがないからと言って商用利用してもいいということにはなりません。
私は以前、レシピを見て作ったもののオーダーをいただいてしまったことがあり、レシピの制作者さまに連絡をし、許可をいただいて「今回限り」ということで販売をしたことがあります。
作家さんオリジナルのレシピなので、その作家さまを紹介させていただいたのですが、どうしても私にとおっしゃってくださったので。
どうしてもという場合は、ご本人に許可をいただくしかありません。
既製品のみを組み合わせただけの作品
既製品のみを組み合わせた作品も販売することはできません。
シンプルなバッグやTシャツ、チャームやチェーンなど、どうしても使用したいなら「加工用」を使用しましょう。
既製品と加工用の違いがわからないということもありますが、基本的には、手芸店など素材の専門店で購入し、キャラクターなどが使用されていれば店員さんに確認してください。
注意書きの書き方
注意書きは、お客様に安心して購入してもらうために書きます。
フリマアプリなどでよく見る「ノークレーム、ノーリターンで」とか、「神経質な方は~」みたいなマイナス表現は避けましょう。
使い方やお手入れ方法に関しての注意や、自然素材を使用しているため表情にばらつきがありますなど。
お客様が知っておかないといけない情報を伝えましょう。
自分に合った販売方法
フリマアプリ、ハンドメイド特化アプリ、ECサイト、委託販売、イベント販売など、たくさんある販売方法の中から、自分に合った販売方法を見つけることが必要です。
対面でお客様と会話しながら販売したいのか、人と接することが苦手だから作品だけ預かって販売してもらいたいのか、そんながっつりじゃなくてちょっと販売してみたいだけなど、自分がどういう売り方をしたいのかによって販売方法は変わります。
自分の性格ややりたいことなどをよく考えた上で、自分に合った販売方法を探しましょう。
アイテムに合わせた梱包方法
アイテムに合わせた梱包をしないと、お客様の手元に届いた時に作品が壊れていたということもあり得ます。
そのため、作品に合わせた梱包方法が大切です。
緩衝材を使用し、大きすぎず小さすぎない箱や封筒を使いましょう。
写真の撮り方とコツ
自分が作った作品を撮るだけなのですが、意外と難しいのが写真の撮り方です。
写真が苦手だから対面販売がいいとか、写真が苦手だからSNSにもあげられないとか。
せっかくステキな作品を作ったのに、みてもらえる機会が作れないのは寂しいですし、販売するとなると写真撮るのが苦手だなんて言ってられません。
ざっくり簡単に説明すると、
写真をうまく撮るコツ:
- 電気を付けないで自然光の中で撮る
- 白い紙の上に作品を置く
- 脇を締めてシャッターを押す
見せたい作品のサイズや、伝えたい世界観などによって上記のコツは使えないものもあります。
それでも、光の当たり方と、ブレないように脇を締めてシャッターを切ることは共通しているのではないでしょうか。
作品に合ったディスプレイや光の当て方など、ご自分の作品で色々試してみてください。
売り方、売るときのコツ
まずは、どんな作品を作っているのか、作家さんはどんな人なのか、SNSで知ってもらいましょう。
作っている様子を動画で撮るもヨシ、愛用している道具を紹介するもヨシ。
作品をアップしたからって、すぐに売れまくるわけではありません。
自分と同じジャンルの作家さんをたくさん見て、写真や文章を研究し、作品のクオリティを挙げていきましょう。
税金や確定申告について
ハンドメイド作品を販売して得た収入は、課税の対象になります。
課税の対象になるということは、確定申告が必要になるということです。
フリマアプリでの販売は課税対象ではないのでは?とお思いかもしれませんが、それは、不用品を販売していた場合。
基本的には、副業で所得が20万円以下なら確定申告の必要はないと言われています。
しかし、住宅ローン控除や医療費控除を受けたり、ふるさと納税をしたりする場合は、20万円以下でも関係なく確定申告は必要です。
副業なのか、控除を受けるのかなどでも変わってきますので、自分の状況と当てはめて、しっかり調べておきましょう。
ハンドメイド作品はどこで売ったらいい?
ハンドメイド作品を販売する場として、手軽にはじめられるアプリから、自分でしっかり作り込むネットショップなど様々です。
例:
- minne
- メルカリ
- creema(セミプロ、プロ向け)
- iichi(セミプロ、プロ向け)
- Etsy(海外からも購入可)
- BASE
- フリーマーケット
- バザー
- レンタルスペース/ボックス
- 委託販売
- 百貨店のイベント販売や展示会
- 手づくり市
- ワークショップ
- ココナラ
- 素材ダウンロードサイト
作品によってどこで売るかは変わってきますが、基本的にはネットショップ(アプリ含め)、対面販売、委託販売の3種類でしょうか。
登録しておけば、オーダーをもらえるような仲介サイトもあります。
どんな形態で販売したいのかを考えてみましょう。
ハンドメイドを学ぶには
ハンドメイドを学ぶには、本が一番手っ取り早く、手軽で、コストもさほどかからずに始めることができます。
作りたいものが決まってない方は特に、一度本屋さんのハンドメイドコーナーに行って色々見てみてください。
大きな書店になればなる程、種類も数も多いので圧倒されてしまうかもしれません。
そんな時は、気になっているところを見てみましょう。
例:
- アクセサリーがいいな(ビーズ?天然石?)
- ミシンが使いたい(服?バッグやポーチ?)
- 和小物作りたいな(ちりめん細工?組紐?)
- 人形作りたい(ウォルドルフ人形?テディベア?)
- 編み物系がいいな(毛糸?レース?)
- レジンてどんのだろう
- 花を扱いたい(ハーバリウム?ブリザードフラワー?)
- レザーって難しいかな
- 大きなものを作りたい(家具?棚?)
- あんまりコストかけたくない…(消しごむはんこ?切り絵?)
などなど。
見ているうちに、「思ったより簡単そう」「これは無理そうだな」「これとこれ組み合わせたらおもしろそう」とか色々出てくると思います。
やりたいジャンルや作りたいものが決まっているなら、いきなり通信教育やサブスクで問題ありません。
でも、少しでも迷いがあったり、ジャンルなどが定まらないなら、色々な本を見てみてください。
ハンドメイドの定義は複雑!でも難しく考える必要はないから楽しもう
ハンドメイドにまつわる言葉の意味や特徴から、どんな仕事があるのか、販売するなら何に気をつければいいのかなど解説してきました。
言葉もジャンルも、細かく分類すればするほど複雑になります。
定義としてはクラフトだけど、言葉の響きが好きだからとハンドメイドとおっしゃる方もいらっしゃいます。
一から何かを生み出す、ひとつひとつを手作りするということを楽しみましょう。